about me

このページは、渋谷の自宅ベランダにて盆栽を育てている盆栽愛好家の個人サイトです。

<私について>

屋 号   山仁(やまじん)
氏 名   高橋 雅彦 (55歳)  Facebook
所在地   東京都渋谷区松濤
勤務先   株式会社ドクタートラスト(はたらく人の健康管理業)
盆栽歴   5年(50歳から)
入 選   2020年2月 日本盆栽協会「国風盆栽展」 入賞

<私の盆栽歴>

幼少期(昭和40〜50年代)

千葉県船橋市にて、祖父が盆栽園「山仁」を運営していました。祖父の家は実家から徒歩5分程度のところにあり、遊びに行く度にくわえ煙草で盆栽に水を撒いたり、縁側で盆栽の剪定や針金掛けをする祖父の姿がありました。

2015年 盆栽に目覚める

 2014年の年末に渋谷の百貨店で、お正月飾りとして黒松の苗木1鉢を千円で購入しました。この黒松が枯れないようにしばらく水をあげていたところ春になり、新芽4本が、これでもかと思うほどボウボウに伸びまくり、見るも無残な樹形になってしまいました。
 このボウボウに伸びる芽のことをあとになって「ロウソク芽」と呼ばれていることを知り、樹形を整えるにはロウソク芽が葉になる前に、「芽摘み」と呼ばれる作業を行わないと、2年後には伸びた部分が枝となり間延びした(かっこ悪い)「樹形」になってしまうことを船橋市にいる父から教えてもらいました。

日本盆栽協会の会員になる

 2015年2月に父といっしょに「第90回 国風盆栽展」を見に行きました。特に樹齢数百年というクラスの五葉松の様々な姿勢に圧倒され、芸術的な要素に感銘をうけました。
 帰りに上野のグリーンクラブで、五葉松と黒松を1鉢づつ購入し、いつかは、国風盆栽展に出品できることを夢見て、私の盆栽生活が始まりました。
 盆栽を育てるための情報が少ないため、どう管理したらいいのか、わからないことだらけでした。盆栽に詳しい父に教えてもらうと同時に、盆栽に関する月刊誌「盆栽春秋」と、国風盆栽展に出展された盆栽の写真集(かなり立派な写真集です)を入手するため日本盆栽協会の会員になりました。

盆栽の聖地「高松」へ

 上野のグリーンクラブで販売されている盆栽は、上級者向けのものが中心で、値段も高額です。値段交渉ができる場合もありますが、これ以上、手を付けない方がいいくらいにまで仕上がった上級完成品がこれでもかと盆栽棚に並びます。
 針金かけもできない初心者には簡単には手が出せません。

 盆栽は、かっこ良い姿勢となるべく、自分で技術を身につけつつ、育てていくことが目標となった私としては、完成品の盆栽よりも、どこかがダメな盆栽を安く買い求め、自分で改良できる部分を改良したいという欲求が日々湧いてきます。

 インターネットで五葉松の盆栽を検索していたところ、JA香川県国分寺盆栽センターの(現 高松盆栽の郷)サイトで、理想の五葉松が見つかりました。
 ただ、値段が24万円もするので、1ヶ月以上買おうか買わないか、迷いに迷い、実物を見ないで買うのはやめた方がいいと妻の一言で、高松行きが決まりました。高松は盆栽の生産量が全国の70%と国内最大で、黒松を中心に盆栽園も1日では見切れないほどたくさんあります。

 高松市内の街道沿いの畑一面に、見渡す限り盆栽が植わっています。

 高松は他の産地よりも値段も安く(最近の盆栽ブームでどんどん値段も上がってきています)、盆栽初心者にとってパラダイスです。
 ただ、ちょっといいなぁと思うものは、やはり高く、手が届かないです。

結局、高松では、大品クラスを5鉢購入し、赤帽を手配して、渋谷の自宅と船橋の実家に配達をしてもらいました。

これで、私は、完全に盆栽にはまってしまいました。

高松で入手した宮島五葉松  我が家の「王様」と呼んでいます